高齢者への適度な運動のすゝめ

健康のために、日頃から適度な運動を行うことが推奨されています。特に、40代も後半に差し掛かると体力の低下はどんどん進んでいきます。若い頃から運動を日課にしていた人と、全く運動していない人では体力や筋力に大きく差が出てしまうものです。将来のためにも、適度な運動を継続していきましょう。

運動を継続して行うことはメリットがたくさんあります。特に高齢者は、加齢と共に体力や筋力が落ちてきます。筋力が落ちてしまうと少し動いただけで疲れやすくなってしまいます。そのため、外出が億劫になり引きこもりがちになります。家でずっとテレビを観たり、決まった家族とのコミュニケーションしか取らない生活を続けていると刺激を受けることが少なく認知症のリスクも高まると言われています。しかし運動のために外に出ればその悪循環を断つことができます。この他にも運動にはたくさんのメリットがあるため、意識して普段の生活に運動を取り入れてみましょう。

高齢者におすすめの運動はウォーキングや水泳などの有酸素運動です。これらの運動は前進の血流を促し、認知症予防にも役立ちます。本格的な運動はしんどいという人は、ラジオ体操やヨガなどは簡単な動きが多いのでおすすめです。また、買い物に歩いて行く、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使う、テレビを観ながらストレッチを行うなど、日常の行動の中で運動を意識すると、出来ることがたくさんあることに気付くはずです。筋力の維持・向上は怪我の防止にも役立ち、転倒などのリスクも減らしてくれます。転倒などの怪我から寝たきりにならないためにも、適度な運動を取り入れてみましょう。